冷熱敷治療
熱敷:戸外の寒い時、急に暖を取りたい時に用いると良い。特に老人、児童、学生。
冷敷:真夏の暑い時、氷袋のように使用する。暑さから守り温度を下げる役割がある。使用前に冷凍庫で凍らせること。
、「RICE」のひとつに含まれるものです。「RICE」とは、図に記した1〜4のことをいい、ケガや痛みなどの症状が出たら、この「RICE」の処置をただちに行いましょう。基本的には、安静にして、図のように患部を心臓よりも高い位置に置きます。冷却方法として一番いいのは、氷袋。患部を20分前後冷やし、1時間くらいの間隔で繰り返してください。
アイシングには4つのステージがあります。[1]痛い(「ジーン」とくる痛み)、[2]温かい(短い間ですが「ポッ」とする感じ)、[3]ピリピリする(針で突かれるような感じ)、[4]感覚がなくなる(冬の寒い日に爪先の感覚がなくなるような感じ)、以上の4つの変化です。ところが、最初の「ジーン」とくる痛みのところではずしてしまう場合がよくあります。そうすると、まったくアイシングの効果があがりません。必ず4つのステージをクリアするようにしてください。
アイシングで最も注意しなければならないのは、凍傷。家庭用の冷凍冷蔵庫でつくった氷は、表面が非常に乾燥した状態です。表面を触ると、氷に指がもっていかれます。このようにくっつくのは、表面温度がマイナス20度くらいです。そんな氷を直接ビニール袋に入れて患部にあてると、凍傷を引き起こします。多少水を入れ、0度に近い状態にしてから使ってください。
また、肉離れなど急性のケガの場合、市販の冷シップを使用するのは避けてください。シップの中に血行をよくするための成分が含まれているので、炎症がさらにひどくなる場合がありますので注意が必要です。